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株式会社トミーウォーカーの 『シルバーレイン』 参加PCである 五木・萌 のキャラクターブログ。
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ここまで来たら、これも読んでおきます。

■ ジウⅠ~Ⅲ 誉田哲也

またまた警察ものです。
謎の少年・ジウの起こす数々の事件を、
それぞれ異なった方向から追う女刑事二人の物語。

姫川のシリーズよりも、登場人物はリアルで、
反面、ストーリーはどんどん壮大に、現実離れしていく感じ。
三巻の展開は、結構びっくりした。
二巻までくらいの方が、私としては好みかも。

ストロベリーほどの飛び道具的なグロは無いけど
直接的に、生に痛い描写有り。
カミソリとかおしりとか、痛いイタイイタイ。

刺激的な内容のせいか、二日で三冊読めました。

最終的に大団円にならなかったのは残念です。
事件は解決したけど、あれだけ殺してしまっては…。
でも、基子もジウも、心が救われたんだから良し。
良しとしておきます。

そういえば、この作者の本に出てくる女性って
必ずと言っていいほど、精神的、もしくは肉体的に痛めつけられてますね。
主人公たちであっても、少女であっても容赦なく。
武士道シリーズとか、少女二人が主人公だし大丈夫なのかと不安になります。

あと、どうでもいい事なんですけど、姫川シリーズと世界観が同一っぽい。
日下さんがジウの方にも出ていた。
でも、こうなると、こんな大事件の時、
あの人たちは何をやってたんだろうって思ってしまいます。
多分、警察の組織ってものを理解してないからそんな疑問が出てくるんでしょうけど。

最後、殺人鬼についての感想。
ジウも、ストロベリーナイトのエフもそうでしたが、
殺人鬼自身や、その殺人は結構耽美に描かれています。
ダークな美形が好きな人なら、案外萌えられるかもしれませんね。
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