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株式会社トミーウォーカーの 『シルバーレイン』 参加PCである 五木・萌 のキャラクターブログ。
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 ■ 図書館危機 / 有川 浩


図書館シリーズ第三巻。
まとめて借りられたからまとめて読んだ。
べっ、別に面白かったからじゃないんだからね!

前の記事でも書きましたが
毬江ちゃんの受難から始まり、小牧教官がますます格好良くて困ります。

あ、そういえば、毬江ちゃんは障害者って設定だから、
テレビアニメ版では、毬江ちゃんのエピソードをやれなかったらしいですね。
メディア良化法に屈したのか。

放送禁止用語のお話もあり、これはなかなか興味深かったです。
メディア良化法への風当たりが変わってきたぞーと
お話的にも転機になっている感じ。

女子寮での陰険さとか;
でも、ここが面白いのも柴崎がいなくて郁が一人だったからだと。
へこんでグジグジする郁は嫌いだけども、
前向きに猪突猛進する郁は見てて気持ちがいい。
主人公、成長してますよね。

堂上教官は、この巻あたりから、郁とやったらイチャイチャしまくっております。
なんだろうなー、郁の方は意識しちゃったからっていうのも分かるんだけど、
教官、今までクールぶってたのに急にどうしたの?
いや、読者的には問題ないんですけど、客観的に見ると急接近過ぎないか。


さて、次で最終巻なわけだけど、はたしてどう着地しているんだろう。
お話的には、メディア良化法に楔を打ち込む!みたいになるのが定石なんでしょうが
そこまではやらず、人間関係の風呂敷を包んでラブラブで終わりそうな気がする。
■ 図書館内乱 / 有川 浩


図書館シリーズ第二巻。
っていうか、これって5年以上も前の作品なんですね。
しかも、アニメ化マンガ化してるとか。
今さら感がちょっと恥ずかしい。

それはともかく、この巻を読んで、ようやくこのシリーズの流れを理解した。
このシリーズって、一冊の中でテーマとか何かがあるっていう事じゃなくって、
単純に、一遍一遍のお話の集合体なんだ。
一冊を通しての完結とか完成なんてものは、最初から無いお話なんだ。
それこそ、マンガの単行本の一巻、二巻的な感じというか。

そう思うと、図書館戦争の時に感じた中途半端さも受け入れられるかも。
単に連作の切れ目がそこだったってだけだもんね。


今作は、前作よりも更にキャラが立ってきた。
新しく出てきたキャラでは
郁のお父さんとか、毬江ちゃんとか、毬江ちゃんとか、毬江ちゃんがいい感じ。
何この小悪魔的女子中学生。
小牧教官への甘え方がエロイ。
三巻目まで一気に読んじゃったからか、毬江ちゃんの評価が高い私である。

それに対して、柴崎のデキる女描写はテンプレ的でちょっと鼻につく。
郁の相方としては仕方ないんだろうけどさ~。

一応、お話は伏線張り出してるみたいで、読ませる。
すごく厚みのある本なんだけど、サクサク行けるんですよね。
■遠回りする雛 / 米澤 穂信

と、いうわけで、遠回する雛に帰ってきました。
いいタイトルですよねー。
こちらは、前三作の間を埋めるショートエピソード集となっております。
初めからこういう本なんだと思ってたー。


▼やるべきことなら手短に

私にとっての、正真正銘、初古典部。
ホータローと里志の会話がひどくて辛いわ、
千反田のキャラが掴めてないのに話を進められるわで
えらい読みにくい話書くなぁと思ってました。
えるの事が分かってたら、もうちょっと評価できたかも。
とは言え、謎をとくのが面倒だからって
新しい謎をでっちあげるって全然省エネじゃないと思う。

▼大罪を犯す

授業中のちょっとした不可思議な出来事の原因を推理するホータロー。
なるほど、こういう感じの日常的な謎を解いていく話なのだなと、
ようやく雰囲気を掴み始めることに成功した一話。
これも、千反田の性格を知る今ならもっと楽しめたかも。

▼正体見たり

ここで氷菓の後の話になるので、そういう話題が出てきて、「ん?」と思った。
シリーズものだとはこの時点でも気づかず。
うん、古典部の面子の雰囲気も変わってきてるもんね。
大罪~の後から、急にこんな和気藹々と合宿はしないよなぁ。
温泉で潰れるホータローと介抱する千反田に何だかワクワクする気配。
夢破れてちょっと千反田さん傷心?

▼心当たりのある者は

千反田さんとホータローが、二人で椅子に座って話してるだけの話。
ホータローの省エネの尊厳をかけた推理が、始まる!
千反田さんに押されまくりじゃないですか主人公。
結局、推理することで、勝負に負けたようなもんだし。

▼あきましておめでとう

個人的に、かなり面白かった。
着物で着飾った気になる子と初詣デートなんて、わくわくが止まりません。
思わせぶりな発言を連発する千反田える嬢。やるな。
二人で納屋に閉じ込められるシチュエーションも嬉しい。
里志の趣味の伏線回収もニクイ。
ほんと、あきましておめでとう。

▼手作りチョコレート事件
沢木口先輩、いやにキャラが濃いと思ってたんだ。
愚者からの出演なら、もう古株ですね。
でも、この話は納得できない終わり方。
いくら収集をつけるためとは言っても、無実の人を犯人に仕立て上げるなんて。
結局、あんなに心配してくれた千反田さえも騙して、裏切ったってことになるし。
里志ー!ほうたるー!ふざけんなー!

・・・と最初は思っていましたが、旧作を読んだ今なら、
古典部シリーズって、決まりきった正解や結末を求めるというより、
不完全でも、今できる限りのことやるっていうスタンスなのだと感じているので
こういう事も起こり得るのかなーと思って我慢我慢。

▼遠まわりする雛
これまた好きなシチュエーション。
勝手知ったると思っていた人に、急に冷たく接される心細さ。
まとわりつかれて困っていたはずなのに、いざ居なくなると感じる寂しさ。
いつものように「気になります!」と言ってくれると思っていたのに、
帰ってくるのは事務的な言葉ばかり・・・。
あー、ゾクソクした。
私の嗜好はともかく、美しい情景と、
段々と気持ちの変化を自覚するホータローがたまらない一話。
なに、もう古典部、恋愛小説になっちゃうの?

古典部の二年目、やっぱり私、気になります。
■クドリャフカの順番「十文字事件」 / 米澤 穂信

さあ、古典部シリーズ第三弾ですよ。

やばい、なにこれ、ずっごい面白い!
前二作より圧倒的に読みやすくなってるし、
古典部4人による多人数視点なので、それぞれのキャラに入り込みやすい。

正直、里志や摩耶花って今まであんまり好きじゃなかったんですが、
これで一気に上がってきましたよ!
いや、更に可愛さに磨きがかかった千反田える嬢には適いませんけどね!

ホータローは・・・まあいいや。
今回活躍してないし。
彼は前回がんばったからいいよ。

今作は、今までのサブキャラも再登場で、まさにお祭りムード!
神山高校文化祭は伊達じゃない。
まさに総決算。
そして、沢木口美崎率いる天文部の謎の存在感w
だが星は見ない!


でも、中盤以降見え隠れする少年少女の悩みは本物。
里志や摩耶花の、自分に無いものを持っている人への色んな気持ちは
ちょっと胸が苦しくなりました。

「もっと、もっと、自分はできるはず。信じて、信じて、行き詰まる毎日・・・」
って電撃プレイステーションDの歌を思い出してみたり。

里志はああいうキャラだから、この後もホータローと上手くやるだろうけど
摩耶花は、河内先輩と、この先どうしていくのだろうか。

つーか、河内先輩は、摩耶花よりも圧倒的な才能があるのに、
摩耶花よりも精神的に弱いって何事。
いや、素晴らしい作品を生み出せるくらいだから、より繊細なのかなー。
この二人が支え合えれば、あるいはもっと上にいけるかもしれないのに。

今後の古典部の面々の行く末が・・・私、気になります。
■ 愚者のエンドロール / 米澤 穂信

続けて、古典部シリーズ第二弾です。
死者の出ない学園日常系ミステリー。
既に、この古典部シリーズの雰囲気が好きになってしまっている。

今回の目玉は、終盤、女帝である入須冬美に
完全に斬って捨てられるホータローに限りますなー!
「君は他の誰にもない才能がある」
と、持ち上げられ、前回の活躍や、千反田の信頼などの状況もあって
省エネ無気力から段々と自分の力を信じてみようと力を尽くしての、この結末。

千反田も里志も摩耶花も、そんなにホータローの事いじめないでw
思わず w をつけてしまうくらい、こんなダメ出しされたら凹む。
彼は頑張って推理したよ!

いやー、彼みたいに深慮する人間だからこその挫折感とでも言いましょうか。

ともかく、氷菓より格段に読みやすかった気がするのは
ホータローらのクセのありすぎるキャラ(もしくは口調)に慣れたせいでしょうか。
■氷菓 / 米澤 穂信

古典部シリーズですよ。
一通り読んでから、アニメ化するって知りました。
変なイメージつく前に、先に読んでおけて良かった。

まあ、実は、4作目の 『遠回りする雛』 を最初に読んじゃったんですけどね。
シリーズものとは気づかず!
いやー、作中、氷菓事件だの、女帝事件だの、文化祭での一件だの
なにコレー?って思ってましたよ。
順番通りに読めなかったのは、ちょっと勿体なかったかも。

でも、とりあえずここは氷菓から。

主人公のホータローと、友人の里志の、高ニ病全開な会話に
どれだけ挫けずに読み進められるかが勝負の分かれ目。

千反田えるは非常にいいキャラ。
省エネのホータローとはいいコンビだと思う。
なんかニヤニヤしてしまう。

一旦推理し謎を解いたたはずが、
どうにもしっくりこない、話が噛み合ってこない・・・
という流れもわくわくしました。
俺たちの戦いはこれからだ!

・・・と思っていたのに、
肝心の部分を、「関係者に直接聞こう」って流れになったのはズコーって感じでした。
途中までの推理意味ないじゃん。
最初に氷菓で名前見た時点で気づけ。

氷菓のネーミングはさすがに途中で気づいていたので
ホータローに気持ちとシンクロして読めて良かった。

少年少女の時代の葛藤って甘酸っぱい!
図書館を利用して本を借りるというシステムを学びました。

ので、まずはこれから読んでみる。


■ 図書館戦争 / 有川 浩

・・・って、これあれだ、前に読んだ 『植物図鑑』 の人だ!
どおりで、作中の女性キャラが無駄に生き生きしてると思った!

あー、なっとく。

主人公の郁の自己中思考に読んでてイライラ。

でも、行動はちゃんとしてるし、後から失敗の反省もするし、
そのまっすぐさに共感して感動したりも。
ずるいなー。ずるい作りだわー。

お話的には、メディアなんたら法の設立で、自由に図書が読めなくなった世界で
それを守るために組織された戦力、図書隊員の戦いは続く・・・!といった感じ。

登場人物は、女はみんなウザく、男はみんな素敵。
全員が、郁のために気を使ってくれて、優しくしてくれて、親身になってくれます。
郁が好きになれるなら、最高に気持ちよく読めるでしょう。

戦闘シーンもあるけど、現実味が薄くって
作中最大の戦闘も、結局は裏取引のある出来レースとかで不完全燃焼。

で、実はシリーズものだと読み終わってから気づく。
続きも読まねば、と思わせてくれるずるい本。(褒め言葉)
ストロベリーナイト、当日にCM見てTVで入るって知った。
まさかと調べてみたら、やっぱり前に感想を書いてたあの本のドラマ化だった。

えー、これ、テレビでやって大丈夫?

などと心配していましたが、
原作でも主にグロいのは殺人者のエフに関する描写なので、
その部分をばっさりカットしてあるドラマ版はかなりマイルドな仕上がりでした。

主人公の心情に重点を置いたのも、テーマが絞れてて良かったと思います。

不満点といえば、武田鉄也という配役が面白かった割に
ガンテツというキャラクターが全然描写しきれてないことと、
ラストに無理矢理エフを出したことで、トンデモ感が倍増してしまって
意味不明な終わり方になっていること、
エフ役の女の子が美少女でない事くらいでしょうか。

ガンテツは、かなり大事なキャラだけにちょっと残念。
井岡も、ただの馬鹿みたいで、キレ者的描写がなくなっててカワイソウでした。
ダークサイドのヒロインは美少女でないとっていうのは、私の勝手な嗜好です。

2時間ドラマ版リングの貞子とか、
エコエコアザラクのミサとか、かなり印象強いので!
こういう役って、ニ割増しで美人に見えるので困ります。

灼熱バード。
これも忘れちゃいけないですね。

『Nのために』 の中の登場人物、西崎の執筆した文中小説です。
ネタ更新か。

湊かなえさんって、こういう西崎みたいなお高い目線のキャラ好きなんでしょうか。
告白の先生も、少年Aもこういう感じだったように思いますし。

灼熱バード。

内容は、か弱い鳥である自分が、
生きるため、飼い主の女への愛を証明するために、
自らへの虐待を享受し続けるという、ちょっとした倒錯物語・・・?

もろ、西崎の生い立ちそのままで、捻りがなかったように感じますが、
お話そのものは雰囲気があって面白かったかも。

しかし、灼熱バード。

すごいセンスですよね。
 

Nのために、とか私が書くと意味深に受け取られるかもしれませんが
今回も本の感想文です。


■ Nのために / 湊かなえ


『少女』 と 『贖罪』 をすっ飛ばしていきなり4作目。

だって本屋に無かったんですもの。
前二作も気になるので、いつか読もうと思いますが、とりあえずは本作から。

今回も独白形態。

で、結論から言うと、期待はずれかなぁと。

最初の章で事件のあらましが語られ、
それ以降の章で、4人主人公にそれぞれスポットがあてられて、
4人が本当は誰のために何をしたのか・・・ということが語られるのですが

これ、告白以上に絡み合ってないですよね。

このとき、あの人がこうしなければーとか、そういう奇妙な運命の交差とか
各主人公の本当の気持ちとか、すれ違いとか、隠された人間関係とかが!

・・・全然無い。

そのまま、だらだらその人の背景が語られるだけ。

えー。

勿体無い。

Nのためにってタイトルも名前負けしてます。
そりゃ、全員、それぞれのNのために行動したんだろうけど、
だから何?としか思えず、胸に迫ってこない。

あと、4人の中でも主人公格のは希美でしょうが、問題はその友達の安藤。
この人の事、安藤の章になるまで、ずっと女だと思ってましたよ!
なんですかこれ。

文章力の問題でなく、ミスリードを誘うためだとしたら、
今度はその意味が分からない。

希美の、安藤への恋心的気持ちが事件の骨子になっているとか
そういうストーリーなら男である事を隠すのもいいと思うし
裏にこんな気持ちがあったのだーとかやってもいいんですけど、
そんなわけでもないし。
これなら、最初から男の方が自然だよなぁとか思っちゃいました。

うーん、でも、もしかしたら、ここらへんは私が不感症なのかもしれないです。
読み込む力が無いだけかもしれません。

あ、でも、希美のお母さんが化粧の上から美容液を塗りたくって
顔をぐちゃぐちゃに崩しながら「綺麗にしてないとだめなのー」ってシーンと、
希美の章での、奈央子から希美にドレッサーが届いたシーンはゾクっと来ました。
特に、ドレッサーが届くシーンは、物語中二度目の描写だというのに
一回目とはこれほど趣が違うものかと感心してしまいました。
こういう怖いシーンはすごい上手ですよね。
気持ち悪さがすごい。

告白と比べると、最後はあっさりでしたが。
毒はないけど、独りよがりのまま終わるのは同じ。
やっぱり読後感は悪いという;
これは他の湊作品もそうなんでしょうか。
さっきも言いましたが、こんなこと言いつつ、前二作も読む気満々です。
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