株式会社トミーウォーカーの 『シルバーレイン』 参加PCである 五木・萌 のキャラクターブログ。
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■遠回りする雛 / 米澤 穂信
と、いうわけで、遠回する雛に帰ってきました。
いいタイトルですよねー。
こちらは、前三作の間を埋めるショートエピソード集となっております。
初めからこういう本なんだと思ってたー。
▼やるべきことなら手短に
私にとっての、正真正銘、初古典部。
ホータローと里志の会話がひどくて辛いわ、
千反田のキャラが掴めてないのに話を進められるわで
えらい読みにくい話書くなぁと思ってました。
えるの事が分かってたら、もうちょっと評価できたかも。
とは言え、謎をとくのが面倒だからって
新しい謎をでっちあげるって全然省エネじゃないと思う。
▼大罪を犯す
授業中のちょっとした不可思議な出来事の原因を推理するホータロー。
なるほど、こういう感じの日常的な謎を解いていく話なのだなと、
ようやく雰囲気を掴み始めることに成功した一話。
これも、千反田の性格を知る今ならもっと楽しめたかも。
▼正体見たり
ここで氷菓の後の話になるので、そういう話題が出てきて、「ん?」と思った。
シリーズものだとはこの時点でも気づかず。
うん、古典部の面子の雰囲気も変わってきてるもんね。
大罪~の後から、急にこんな和気藹々と合宿はしないよなぁ。
温泉で潰れるホータローと介抱する千反田に何だかワクワクする気配。
夢破れてちょっと千反田さん傷心?
▼心当たりのある者は
千反田さんとホータローが、二人で椅子に座って話してるだけの話。
ホータローの省エネの尊厳をかけた推理が、始まる!
千反田さんに押されまくりじゃないですか主人公。
結局、推理することで、勝負に負けたようなもんだし。
▼あきましておめでとう
個人的に、かなり面白かった。
着物で着飾った気になる子と初詣デートなんて、わくわくが止まりません。
思わせぶりな発言を連発する千反田える嬢。やるな。
二人で納屋に閉じ込められるシチュエーションも嬉しい。
里志の趣味の伏線回収もニクイ。
ほんと、あきましておめでとう。
▼手作りチョコレート事件
沢木口先輩、いやにキャラが濃いと思ってたんだ。
愚者からの出演なら、もう古株ですね。
でも、この話は納得できない終わり方。
いくら収集をつけるためとは言っても、無実の人を犯人に仕立て上げるなんて。
結局、あんなに心配してくれた千反田さえも騙して、裏切ったってことになるし。
里志ー!ほうたるー!ふざけんなー!
・・・と最初は思っていましたが、旧作を読んだ今なら、
古典部シリーズって、決まりきった正解や結末を求めるというより、
不完全でも、今できる限りのことやるっていうスタンスなのだと感じているので
こういう事も起こり得るのかなーと思って我慢我慢。
▼遠まわりする雛
これまた好きなシチュエーション。
勝手知ったると思っていた人に、急に冷たく接される心細さ。
まとわりつかれて困っていたはずなのに、いざ居なくなると感じる寂しさ。
いつものように「気になります!」と言ってくれると思っていたのに、
帰ってくるのは事務的な言葉ばかり・・・。
あー、ゾクソクした。
私の嗜好はともかく、美しい情景と、
段々と気持ちの変化を自覚するホータローがたまらない一話。
なに、もう古典部、恋愛小説になっちゃうの?
古典部の二年目、やっぱり私、気になります。
と、いうわけで、遠回する雛に帰ってきました。
いいタイトルですよねー。
こちらは、前三作の間を埋めるショートエピソード集となっております。
初めからこういう本なんだと思ってたー。
▼やるべきことなら手短に
私にとっての、正真正銘、初古典部。
ホータローと里志の会話がひどくて辛いわ、
千反田のキャラが掴めてないのに話を進められるわで
えらい読みにくい話書くなぁと思ってました。
えるの事が分かってたら、もうちょっと評価できたかも。
とは言え、謎をとくのが面倒だからって
新しい謎をでっちあげるって全然省エネじゃないと思う。
▼大罪を犯す
授業中のちょっとした不可思議な出来事の原因を推理するホータロー。
なるほど、こういう感じの日常的な謎を解いていく話なのだなと、
ようやく雰囲気を掴み始めることに成功した一話。
これも、千反田の性格を知る今ならもっと楽しめたかも。
▼正体見たり
ここで氷菓の後の話になるので、そういう話題が出てきて、「ん?」と思った。
シリーズものだとはこの時点でも気づかず。
うん、古典部の面子の雰囲気も変わってきてるもんね。
大罪~の後から、急にこんな和気藹々と合宿はしないよなぁ。
温泉で潰れるホータローと介抱する千反田に何だかワクワクする気配。
夢破れてちょっと千反田さん傷心?
▼心当たりのある者は
千反田さんとホータローが、二人で椅子に座って話してるだけの話。
ホータローの省エネの尊厳をかけた推理が、始まる!
千反田さんに押されまくりじゃないですか主人公。
結局、推理することで、勝負に負けたようなもんだし。
▼あきましておめでとう
個人的に、かなり面白かった。
着物で着飾った気になる子と初詣デートなんて、わくわくが止まりません。
思わせぶりな発言を連発する千反田える嬢。やるな。
二人で納屋に閉じ込められるシチュエーションも嬉しい。
里志の趣味の伏線回収もニクイ。
ほんと、あきましておめでとう。
▼手作りチョコレート事件
沢木口先輩、いやにキャラが濃いと思ってたんだ。
愚者からの出演なら、もう古株ですね。
でも、この話は納得できない終わり方。
いくら収集をつけるためとは言っても、無実の人を犯人に仕立て上げるなんて。
結局、あんなに心配してくれた千反田さえも騙して、裏切ったってことになるし。
里志ー!ほうたるー!ふざけんなー!
・・・と最初は思っていましたが、旧作を読んだ今なら、
古典部シリーズって、決まりきった正解や結末を求めるというより、
不完全でも、今できる限りのことやるっていうスタンスなのだと感じているので
こういう事も起こり得るのかなーと思って我慢我慢。
▼遠まわりする雛
これまた好きなシチュエーション。
勝手知ったると思っていた人に、急に冷たく接される心細さ。
まとわりつかれて困っていたはずなのに、いざ居なくなると感じる寂しさ。
いつものように「気になります!」と言ってくれると思っていたのに、
帰ってくるのは事務的な言葉ばかり・・・。
あー、ゾクソクした。
私の嗜好はともかく、美しい情景と、
段々と気持ちの変化を自覚するホータローがたまらない一話。
なに、もう古典部、恋愛小説になっちゃうの?
古典部の二年目、やっぱり私、気になります。
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